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いつも眠いのはキミのせい。

第103章 これっきり。


★★


近づくたびに緊張と震えが止まらなくなる

怖い。

だけどもう、自分の気持ちを殺して過ごすのは嫌だ

だからちゃんと言わなくちゃ

ギュッと拳を握りしめて、私は進む

私の強い決意が緩んでしまわないように



「赤司君!!」

赤司「・・・・・」



彼は今まで見てきた中でも一番と言ってもいい

怖い。

冷徹で冷酷な、怒りと飽きれと失望の混じったような顔

そして、私を見下す目



赤司「お前はどれだけ僕の事を裏切るつもりだ」
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