第112章 また来年・・・。
★★
降旗「うおおー!!」
福田「勝ったぁああ!!」
河原「すげぇええ!!」
コガ「やったあー!!正直信じらんねー!!ついに決勝まで来たよ俺ら!!」
笑ってる
皆笑ってる
黒子「・・・・・」
「テツ君?どうかしたの?」
黒子「いえ・・・僕は今までパスに徹してきて・・・シュートを決めたことが無く・・・ましてブザービーターなんて初めてなんです」
「そっかぁ、そうだよねっ!!テツ君おめでとう!!」
黒子「なんというか・・・もう・・・今死んでも本望です」
「!!おお!!」
火神「うわぁ見たことねぇ過去最高に緩んだ顔!!」
福田「つか死ぬなー!!」
木吉「そりゃあ喜ぶのも無理ないな」
伊月「最後一番目立ってたからな、影薄いどころか今日の試合一番のヒーローじゃないか?」
目立ってた・・・・
俊くんのその言葉が何だか少しひっかかった
けど・・・テツ君のこの笑顔はそうそう見れるもんじゃないからね
今は皆とたくさん喜ぼう
悔しくて涙を流してた・・・・
涼太の分まで
本当は私にだって聞かれたくなかったよね
泣いてるとこなんて
でも涼太・・・
私たちが勝つから
決勝で・・・必ず赤司君に勝つから