第112章 また来年・・・。
★黄瀬涼太★
「テツ君お願いっっっ」
最後に俺の耳に届いたのはの声だった
「ビー-----!!」
「試合終了ーーー!!」
黒子っちの名前を呼ぶ声
勝ちを願うの必死な声
やっぱり俺達のチームに・・・居て欲しかったっスよ
・・・・
俺達は・・・・負けた
最後に黒子っちに決められるなんて・・・
本っっっ当悔しい
悔しいけど・・・・
黒子「・・・黄瀬君」
黄瀬「完敗・・・・・・スわ!」
火神「黄瀬・・・」
黄瀬「っとに・・・二度も俺に勝ちやがって・・・マジ捨て台詞すら出てこないっスよ・・・」
「涼太ぁっ!!」
黄瀬「・・・」
又そんな顔して・・・
本当にどこまでもお人好しっスね
そんなが・・・
やっぱこの瞬間でも好きだと思ってしまう
黄瀬「次こそはウチが勝つ!また来年勝負っス」
けど今の俺に言えるのはこんくらい
ごめん
見られたくないんスよ
悔しがってるとこなんて
黄瀬「っ・・・」
今頃になって足が・・・
けど
もういいんだ
終わったんだ
すべて・・・・
笠松「ん」
-パサッ-
タオル・・・・
黄瀬「・・・先輩」
笠松「ったくミエミエのやせ我慢してるようじゃモデルはできても役者は無理だな」
黄瀬「・・・う。ぐっ・・・ひぐっ・・・うっ・・・あ゛、あ゛あ゛あ゛~・・・がぢだっがっだっス~・・・」
笠松「ああ」
黄瀬「うぐっ、オ゛レ゛っみ゛ん゛な゛どっがぢだがったっス~・・・」
笠松「そうだな」
この・・・・
最高の仲間で