【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第14章 名探偵コナン✿警察学校組「1day」
伊「諸伏~。スポーツ飲料もってきたぞ。嬢ちゃん、大丈夫か?」
萩「それにしても熱いねぇ…。熱中症とか大丈夫?」
松「ふぁ~あ」
諸「熱中症にはなってないみたいだ。伊達、ありがとう。ちゃん、念のため水分補給しておいて。どうぞ」
「……ぁりがとう、ございます…」
諸伏はキャップの蓋を取ってから渡し、はゆっくりと口づけて飲む。喉を潤したおかげか、少し表情が和らいだようにも見える。
降「事情は何にせよ、キャンプ場に戻ろう。見つけたからには最後まで責任を取りたい。それで構わないね?」
「………はい」
萩「そう恐い顔しなさんな。俺たち公務員だから心配しないでよ」
松「旅行先で彼氏と喧嘩するなんざ、ザラだろ」
伊「松田。そうデリケートな問題に突っ込んでやるな…」
萩「口は悪いけどアイツなりの励ましだから。サンダル壊れちゃってるね…よっと」
「え、あのっ…ぅわっ」
が立ち上がると萩原は腰に腕を回し、ひょいっと横抱きに抱え上げる。
「あ、あああの、自分で歩け──」
萩「軽いねぇ…。ちゃんと食べてる?」
萩原はが「下ろしてほしい」と口にしても全く気にも留めない様子で斜面を登っていく。
萩「ちゃん、暴れないでね。落っことしちゃったら危ないし」
松「ちっ…セクハラだろ萩原」
伊「アイツ、こういうのには一本手が早いんだよな。どんまい」
松「あ?」
を三列目のシートに乗せ終えると、松田に首根っこ掴まれた萩原は二列目。の横には一番の安全圏という理由でガタイの良い伊達が座ることになった。