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【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。

第14章 名探偵コナン✿警察学校組「1day」


諸伏と降谷が駆け寄った先には、斜面から転げ落ちたかのようにうつ伏せになって動かないTシャツと半ズボン姿のスレンダーな女。

諸「大丈夫ですか?!意識はありますか?!」

「………ん…」

降「意識はあるみたいだな。どうやらサンダルの紐が切れてここから転げ落ちたみたいだ」

諸伏は背中に手を当てて大きめの声を掛けると女はピクリと反応する。降谷は冷静に分析し、ゆっくりと身体を起こした女は土で汚れた顔を見せた。

諸「ここがどこだかわかる?」

「……〇〇湖の…近くです…」

諸「眩暈や頭痛、吐き気はない?」

「…はい…大丈夫です…」

諸「ほかに足が痛いとか、痺れるとか体の不調はない?」

「…大丈夫です…」

諸「これで顔拭いて。もう大丈夫だから」

「……ありがとう…ございます…」

諸伏は優しく声を掛け、ハンカチを手渡す。



──生い茂った茂みに隠れており、下手をしたら一体どうなっていただろうか。



降谷は近くに腰を下ろし、20歳未満にも見える少女に声を掛けた。

降「名前を教えてもらっていいかな?」

「…………です」

降「さんは地元の人?」

「…いえ…。星を見に…遊びに来ていて…」

降「この辺のキャンプ場から来たの?」

「…はい…。そうです…」

降「友人、もしくは家族と一緒に来たの?」

「…はい…。友人と…彼氏、です…」

降「なにか事件性……、彼氏と喧嘩した?」

「…………いえ…。違い…ます…」

降(この戸惑った反応…彼氏との線が濃いな…)

車にいた三人もゾロゾロとこちらにやって来た。
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