第22章 番外編U-17合宿の時の日常
少しして
葵「はぁ…」
彩葉「姉さんごめん頑張れとしか
言えない…」
葵「彩葉は気にしなくていいよ」
彩葉「うん…」
精市「どうかしたのかい?」
葵「何でもない…」
彩葉「ちょっと竜聖兄さんの事で
愚痴を言ってただけです」
精市「そうなのかい?
ならいいんだけど高宮さんの愚痴って?」
葵「…竜聖兄さんはたまに変な薬
を調合して実験するんだよ」
彩葉「主な被害者は姉さんです」
葵「睡眠薬ならまだ許すよ…
いつだったか背が縮んだり語尾に変な
言葉がついたりするのも作るんだよ」
精市「…大変だったんだね」
彩葉「姉さん気晴らしに
ランニングに行こう」
葵「そうだね…」
しばらくして
葵「少しは気が紛れた」
彩葉「それなら良かった」
木手「おや?葵さんに彩葉さん
ランニングですか?」
葵「そんな所」
彩葉「木手さんもランニングですか?」
木手「そうですよ所で何で葵さんは
フードを被ったまま何ですか?」
葵「…聞かないで」
ビューン←強風
葵「うわ!」フードが取れる
木手「!!」
彩葉「こういう事何です
すみませんが誰にも言わないでください」
葵「今度また変な薬を混ぜたら
半殺しにしようかな…」
木手「葵さんも苦労してるんですね…」
葵「もう慣れた…嫌になるけどね」
彩葉「後不二先輩隠れて写真を
撮るのはやめてあげてください」
不二「バレちゃったか」
葵「今すぐその写真を削除しろ
しなかったら…分かっているな?」
不二「大丈夫こうなると思って
撮ってすぐ消したよ…勿体なかったけど」
しばらくして(不二の方です)
不二「ねえ幸村この写真いらない?」
精市「ん?…今すぐその写真を渡せ」
白石「その写真どうしたんや?」
不二「高宮さんの薬でこうなった
らしいんだそれでこっそり撮った」
精市「よくバレなかったね」
不二「いや写真を撮ったのはバレたよ
葵には申し訳ないけど嘘ついて無事だよ」
白石「そうなんや」