第20章 U-17合宿編

シャッフルマッチの日

彩葉「私？姉さんじゃなくて」

葵「彩葉と雨宮先輩か…
先輩は強いよ頑張れ」

彩葉「う、うん」

彩葉と絢香の試合になり

彩葉「よろしくお願いします」

雨宮「こちらこそよろしくね
彩葉ちゃん？」

彩葉「何で私の名前を？」

雨宮「葵からよく聞いてたからね
よく『自慢の妹です』って言ってたし」

彩葉「そうですか…
ですけど試合負けませんから！」

雨宮「私も勝たせる気は無いよ」

しばらくして

切原「そういやあの人は葵さんの
前の部長何すよね？」

葵「そうよ」

切原「どんな人だったんすか？」

葵「そうね…一言で言うなら
狐のような人かしら？」

白石「狐？」

葵「そのまんまよ…見てれば分かる」

雨宮「さて…そろそろかな？」

彩葉「えっ？」

審判「ゲーム雨宮3-0」

葵「雨宮先輩は幻覚を見せながら
相手のミスを誘ったり全く反対側に
走らせたりするの…
それから付いたあだ名が…」

跡部「狐…という事だな」

葵「そういう事…さて彩葉あんたは
どうやって対処する？」