第13章 日常編(合宿後)
少しして
大石「いくらなんでも遅いな…」
手塚「少し様子を見てくる」
葵「待った私が行くよ
ここの事は詳しいしあの山にも
何回か行ったことがあるからね」
大石「そうか?それなら頼むよ」
山に着いて
葵「危ない!」前に出る
熊「グルル」動きを止める
彩葉「動きが止まった?」
葵「その額の傷に首に巻いてる布…
もしかして『コロ』なの!」
コロ「ガウン」
桃城「先輩その熊の事知ってるんすか?」
葵「私がまだ小学2年の時
この山に迷い込んだ事があるの
その時ケガをしてたこの子を手当てしてね」
コロ「ガウ」
葵「コロが驚かしてごめんだって
最近山菜が急に減って来て
山の動物達が困っていたんだって」
桃城「そうだったのか
こっちこそごめんな」
コロ「グルルガウ」
葵「気にするなだって
お詫びに送って行くだって」
彩葉「えっ!」
コロ「ガウガウ」
葵「背中に乗れだって
ちょっと失礼してっと!」
桃城「よっと!」
彩葉「それ!」
しばらくして
葵「ただいまー」
彩葉「遅くなってすみません」
大石「えっと…とりあえず何で
熊の上に乗って来たのか
説明をしてくれないか?」
桃城「実は(説明中)という
事なんす」
手塚「桃城は後でコート100周だ」
桃城「うっす」
葵「よっと!コロ送ってくれて
ありがとう」
彩葉「もう自然にお帰り」
コロ「ガウ」帰る
葵「もう人を驚かすんじゃないよ」