第13章 日常編(合宿後)
夕飯後
源太「ただいまー」
彩葉「お父さんお帰り!」
葵「父さんの分の夕飯は
向こうにおいてあるよ」
源太「ありがとな葵
それより…電話で言ってたのは
そこの2人か?」
葵「そうだよ」
甲斐「お前らの父親って…」
凛「プロテニスプレイヤーの
雪山源太かよ!」
彩葉「だって聞かれてませんし」
葵「それ理由になってないよ…
それよりそろそろ日課の空手の稽古を
向こうでするよ
父さんは夕飯食べて下げておいて」
源太「おう分かった」
彩葉「今日は絶対姉さんに勝つよ!」
葵「私は簡単には負けないよ」
少しして
葵「もう…彩葉ったら
動けなくなるまでしなくてもいい
じゃない…」
彩葉「だってー…」
源太「とりあえずなんで
葵が彩葉を背負ってるか説明してくれ」
葵「いつも通り空手の稽古していたん
だけど…彩葉が何回も『もう1回』って
何回も言ってきてやってたら」
彩葉「動けなくなって姉さんに
背負って貰って連れて来て貰ったの」
源太「そう言う事だったのか」
甲斐「2人共部活は空手なのか?」
葵「違うよ私達は女子テニス部」
凛「テニス部なのか!」
彩葉「ちなみに姉さんは部長です」
2人「はっ!」
葵「そんなに驚くかな?」
甲斐「以外だったからな」
凛「空手は強いのか?」
葵「それなりにだね元々護身術で
やっていたからね」
彩葉「でもこの前不良達に
囲まれた時なんか蹴りでなぎ払って
いましたよ」
凛「へー…葵ちょっと俺と
手合わせしないか?」
葵「私と?別にいいけど」