第10章 Jr.選抜合宿編
梶本「なるほど空気抵抗が
極端に少ないから直線的な
軌道になるんだね」
神尾「おまけにボールの威力が
落ちないって事は見た目よりも重くて
手元で伸びてるはず」
宍戸「でも長太郎に彩葉
それってインパクトの時に相当な
パワーを加えてるって事だろ?」
彩葉「そうですね」
鳳「インパクトの時に全ての力を
凝縮させる…」
彩葉「それが全身の筋肉のせいかです」
桃城「おらぁ!」
審判「30-15」
切原「ほー意外とやるな桃城の奴
あの重いボールからリターンエースかよ」
彩葉「さすがと言うべきかな」
しばらくして
彩葉「あの動き!」
梶本「どうしたんだ?」
神尾「何か気づいたのか?」
彩葉「何ですぐに気づかなかったんだろ
あれはボクシングの動きです」
壇「気づかれましたか?
千石先輩は1カ月の間
ボクシングをやっていました」