第10章 Jr.選抜合宿編
彩葉達の方
彩葉「それなら試合をしたい人同士で
やれば早いと思いますよ」
菊丸「なるほど早いもの勝ちか」
彩葉「その方が手っ取り早い
ですからね」
菊丸「じゃあ俺は…」
千石「待った…俺と桃城君で
やらせてくれ…どうだ?」
桃城「俺はいつでもいいっすよ」
試合が始まって少しして
鳳「あのボール曲がってないです」
宍戸「曲がってない?」
梶本「どういう事だ?」
彩葉「長太郎君も気づいたんだね?
ボールは空気抵抗を受ける時
カーブを受けて行くんです
だけどもっと早いボールになると
空気抵抗を受けずに層になって
ボール全体を包み込むんです」
長太郎「彩葉ちゃんも気づいたんだ」
彩葉「いつも嫌という程
姉さんのサーブを見てるからね…」