第7章 日常編(都大会後)
手塚「すまない…」
葵「…それでいつ戻るの?」
手塚「全国大会までには必ず間に合わせる」
葵「無理しないでよね…」
手塚「分かってる」
葵「なんか怒る気力が無くなっちゃった
それより部員の皆は知ってるの?
特にレギュラー陣は?」
手塚「いやまだ伝えて無い
明日、皆に伝えるつもりだ」
葵「1つ質問なんで私に最初伝えたの?
同じテニス部の部長だから?」
手塚「それもあるがお前の事を
1番信頼しているからだな」
葵「私を?」
手塚「お前は部員全員の事を考えて
1人1人違う個別メニューを作って
渡したり的確なアドバイスを
したりしていて部員から信頼を
得ている」
葵「大げさだよ…私は皆に自信を
持って欲しいだけだよ」
手塚「お前ならそう言うと思った」
葵「そろそろ帰るね何か分からないけど
彩葉が変な事に絡まれてる予感がするから」
手塚「葵の予感はいつも当たるからな」