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七色桜

第6章 もこもこ 三月 甘夢


アイナナ寮
環『ソウちゃん、今度の撮影ってルームウェアのCMなのか?』
壮五『そうだよ。女の子に人気のブランドでメンズも展開するから僕らにオファーが来たんだ。モデルさんと絡みで撮影ってマネージャーから聞いたよ。』
環『これだよな?』
バサッ
大和『へぇ、モコモコしてんのな』
壮五『はい、女の子達には人気みたいです』
三月『普通のパジャマみたいなのもあるんだな』
環『これ。めぐ似合いそう』
陸『ホントだ!パーカーにショートパンツってめぐっぽいね!』
ナギ『やはり女性はモコモコしたものが好きですねー』
三月『(そういえばめぐこのブランド好きだって言ってたな)』
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後日の夜
ピンポーン、ガチャ
「あれ、三月?お疲れさま、どうしたの?」
『あ、あぁちょっと近くで用事が、あって…ちょっと寄ってみようかなって…』
「あはは、そっか。良かったら上がってく?お茶くらいなら出すよ!」
『じゃあ、ちょっとだけ…お邪魔します…』
「あ、適当に座ってて。夜だし、ココアにしとく?」
『おう!』
コトッ
「はい、どうぞ」
『サンキューな!…あの、めぐ。これ。』
「ん?なぁに?」
『このブランド、めぐ好きだったよな?よかったらやるよ』
「え!なんで?いいよ、そんな!」
『ってか、めぐのために買ったからさ。貰ってもらえないとそれはそれで困るっつーか。』
「じゃあ、遠慮なく!開けてもいい?」
『あぁ』
ガサガサ
「あ!限定発売のシリーズだ!しかも上下!本当にいいの?」
『実は…俺も…お揃いで…』
「三月とお揃い!嬉しい!」
『気持ち悪いとか、重いとか思わないのか?』
「?なんで?三月とお揃い嬉しいよ?」
『はぁぁ!よかったぁ!買ってからそんな風に思われたらどうしよって思ってたんだよ…あーよかったぁ!』
「じゃあこれ着る日は連絡するから、三月もちゃんと着てね♪」
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