第3章 愛運の結びまで
『信長様の正室として、相応しくありませんか?』
『いや、、。
貴様はそのままで良い。
思うままに行動するが良い。
変に、型に嵌まろうとせずにな!!』
『、、、、、ふふっ、、、。
ありがとうございます。』
そうして、新しい天守の部屋の中の家具の配置なども、茉莉花の好みに任せてもらえることになり、これから先、信長と共に過ごせる空間を作る事に、茉莉花と、茉莉花付きの女中数人がかりでわいわい賑やかで楽しく、それでいて居心地の良い空間を作ろうと一生懸命に考え、納得のいく内装になったのは、それから数日後であった。