第3章 愛運の結びまで
“もしかしたら、、、、
信長様は、私があの男に触れられた事で、、、
距離を置かれているのだろうか、、、?”
いくら、逃げる機会を見計らったとは言え、あの様な事をしてしまって自分の身体に触れさせた事に、茉莉花は後悔をしていた。
やはり、その事が気になりずっと頭の中に残り続けていた。
“どうしたら良いのか、、、、。”
折を見て、信長様とお話をして聞いてみようと心に誓った。
その頃、信長は、茉莉花がそんな事で頭を悩ませているとは思いもよらず、逆に、信長は助けに向かった時に、茉莉花に刀を持たせた事を思い出していた。