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君は小生の宝物/葬儀屋/黒執事

第12章 ヤブレ血マミレ処女航海、いざ出航





「愛してるよマリアンヌ…マリアンヌの可愛い所、小生がちゃんと満足するまで可愛がってあげるからね。」



「(あぁ、あ、あ、アンダーテイカーさん……)」



楽しそうに口角を上げてマリアンヌの耳元で囁くと、アンダーテイカーはベルトを外し、限界にまで膨張しそそり勃った自身の陰茎を取り出すと、背後から一気に挿入した。



「(ん…!んん……!んぁぁ…ん!!)」



後背位での挿入は初めてではなかったが、立ったまま身体を貫かれるとまた違った快感が全身を突き抜ける。

しかしアンダーテイカーの言う通り、ベッドの上でいつもの様に愛し合ってしまえば、結い上げた髪は乱れ、せっかく着たドレスもシワにってしまう。


この後ラウンジやレストランに行く事を考えれば合理的な愛し合い方なのかもしれないが、マリアンヌは何故夜まで待つ事ができないのか、頭はそんな疑問符でいっぱいだった。


だが、アンダーテイカーの正装した姿にいつもと違う髪型。そんな妖艶な美しにあてられ自身の身体にも火がついてしまったのもまた事実だ。


悔しいが、この熱はアンダーテイカーの身体によって発散させてもらわなければ、冷める事ができないのだ。

マリアンヌは崩れ落ちそうになる脚になんとか力を入れながら壁に手をつき、送り込まれる快感を受け入れた。



「(はぁ……あぁ……こんな…の…ダメ…アンダーテイカーさん……アンダーテイカーさん……)」



アンダーテイカーに触れたくても、立ったまま背後から攻められているのだ。
言われた通り壁に手をつくことしかできないが、アンダーテイカーから送り込まれる激しい快感は、強くマリアンヌを刺激し、ついた手は無意識にギリギリと爪を立ててしまっていた。


掴むことのできない平面の壁に向かって懸命に爪を立てるマリアンヌ。


「あぁ…可愛いよマリアンヌ…なんて可愛いんだ…小生はもう、おかしくなってしまいそうだ…」


そんないじらしい姿に雄の本能が擽られたアンダーテイカーは愛しむように目を細めると背中のボタンを外し、片手を侵入させマリアンヌの胸元を弄りだした。



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