• テキストサイズ

染井版 夢松短編〜中編集

第1章 百々目鬼チョロ松と夢主の話


………

………

………ほらなにも起こらないじゃん。

これは多分、子供たちが祠にいたずらしないように大人がついた嘘の類だろう。

「どうぞ……」

「えっ!?」

急に若い男性の声が聞こえた。

しかも祠の中からだ。

「どうぞ……」

「あの……その中にいるんですか?」

「……」

怖かったけど、好奇心の方が勝って祠の扉を開けてしまった。
/ 59ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp