第3章 ギークと幽霊夢主の話
オレはなまえと趣味のことはたくさんはなしていても進展が全くないまま半年が過ぎようとしていた。
なまえ「ギーク。ずっと聞きたかったけど、私のこと、どう思う?」
ななななんだと!?と、突然すぎないか!?
カーラ「もちろん、かわいい女の子だと思うぜ?」
なまえ「そう……よかった」
カーラ「なにかあったのか?まさか、いじめられたとか!?」
なまえ「ううん、大丈夫よ。そろそろ……話しても、いいかもね」
なまえはうつむいて、黙っていた。彼女がずっと隠していたってことは、よっぽど信頼できる人にしか話さないことなんだろう。
オレは、なまえから、信頼されている。
そんなこと、はじめてでなまえが語り出すのを待ちながらオレの心臓はうるさいほど音を立てていた。