第3章 ギークと幽霊夢主の話
オーソン「おい、イッチー、お前の話、本当か?」
俺はあの子の姿が怖くてカーラ以外の兄弟にこの事を話した。
チョロリー「そういえばさトッド、俺たちのクラスで噂になってるんだけど」
トッド「あーあの話?確かに、ひょっとして…」
チョロリーとトッドはある女の子について話し始めた。
それは俺たちがレッドバロウ学園に入学する前の話。彼女はスクールカースト最底辺でいじめられていて、そのせいで自殺した。
でも彼女はそのことを恨んで無差別に男子生徒を地獄に引きずり込むという。
仮に姿が見えても無視するのが一番だけど、優しくしてしまったら魂を抜かれてしまうらしい。
チョロリー「カーラ、あいつのあの性格だ。優しくしてしまったんだろう」
ジュシー「ぼくもカーラ兄さんと同じ立場だったら話しかけてたかも」
イッチー「このままじゃ……」
カーラが、危ない。