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最愛 【黒子のバスケ】

第4章 揺れる心


恋愛しないって言うくせに海外の恋愛ドラマが好きっていう面倒なあたし。

「あれ?寝たんじゃねぇの?」

シャワーを浴びた大我がリビングに戻ってきて、ソファに座るあたしの横にドサッと座った。

「寝れねーの?」

「違う…」

何か言わなきゃ…

疲れたって言ってお風呂も明日にしたくせに、意味もなくDVD見てるなんて絶対おかしいと思われる。


だけど青峰さんの事だなんて言いたくない。
言ったら認めることになる。

これは勘違い。あたしは認めない。


「なぁみさき。あいつは…青峰は…「やめてっ!何も言わないで……お願いだから、何も言わないで。やめて」



やっぱり気づかれてた…

ずっと一緒にいたんだもん
大我が気づかないわけなかった。

「…分かった。でも、言いたいことができたらいつでも聞いてやるから」


「青峰さんには絶対言わないで…」

言いたいことなんてない。
これ以上彼の事を知りたくない。

それに、あたしがこんな気持ちになってるなんて知られたくない。
こんなの勘違いだから。


「当たり前だろ。俺が言うことじゃねぇよ」


あたしが遮ったことで気まずい雰囲気にはなったけど、気を遣わなくても元に戻れるのが幼馴染のいいところ。


「これ見るんだろ?」

「うん。見る」

恋愛ドラマなんだけどコメディ。
カップルで見るにはちょっとセクシーさが足りないけど友達とみるなら最高。


一度見始めたら止まらない。

明日は久しぶりのお休みで、目が冴えちゃって眠くないのにベットに行くのがもったいなくて、もう眠いって言う大我を付き合わせてDVDを見てたのに気づいたらベットに寝てた。


しまった…

時計を見ると朝の5時


取り敢えずシャワーを浴びて、朝食を作らなきゃって思って冷蔵庫を開けると見事に空っぽ。



そうだった…
あたしも帰国したばかりだから何もないんだった。


だけどNBA選手が食事を抜くなんて絶対ダメ。
食事は基本中の基本。


スーパーはまだやってないから、野菜とか生物も売ってる少し離れたコンビニまでお散歩がてら歩いて朝食の材料を調達した。

大我は加工肉を一切カットしてるから無塩の鮭

ご飯を炊いて和食にしたいけど大我はもう起きるだろうし、変な組み合わせだけど大我はオートミールにする。

あたしはオートミール嫌いだからパンにする。
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