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最愛 【黒子のバスケ】

第7章 近づく距離


昨日と同じように抱きしめて、下半身が当たらねぇように細心の注意を払った。

驚かせたり恐怖を与えたらこれまでのプロセスが全部おじゃんになる。

勃つな
勃つな
頼むから大人しくしてろ

馬鹿正直に反応する下半身を必死に落ち着かせた。


黒須の「この体勢じゃ疲れちゃうよ」って小さく言う声がなんかめちゃくちゃ可愛くて、すげぇ愛しかった。

好きな女を抱きしめてるだけなんて拷問だとも思うけど、今は自分の腕の中にいるだけで満足できる。

火神と緑間が異常に黒須守るのには相当な理由があることは分かってる。

火神だけならまだしも、女と関わってるところなんて見たこともねぇ緑間があそこまで頑なに理由を隠したまま俺を牽制してきたし、何よりも、黒須自身が言った「怖いことしないで」って言葉。

男関係で何かトラウマになるようなことがあったんじゃねぇかってことは予想がついた。

ここで俺が欲に負けて何かしでかしたら黒須は二度と心を開いてくれねぇ。
自分の欲なんかよりも黒須の方がすげぇ大事で、たとえこの先俺を選んでくれることがなかったとしても、黒須を傷つけるようなことだけはしたくねぇ。


黒須から寝息が聞こえてきてこっそり顔を覗くと、すげぇ可愛い顔して寝てた。

火神から送られてきた写真も可愛かったけど、今自分の腕の中で静かに寝てる黒須から、体温や心音、呼吸を感じると、写真では感じることができねぇ喜びみたいなもんが自分の中に広がる感じがした。




「すげぇ好き」

起こさねぇように小さい声で伝えて、逃がさねぇようにしっかり抱き込んで眠りについた。























ハズだった……
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