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最愛 【黒子のバスケ】

第7章 近づく距離


「じゃあ送る」

あたしの返事を聞いて青峰君が笑ってくれて、その顔が本当にかっこよくてドキドキが収まらない。

もう何話してもドキドキするから聞いちゃお。

ダメって言われたら悲しいけど、いいって言ってくれたら嬉しい。
こうやって二人で会うことはなくても、何も通さずに青峰君と同じ空気を感じたい。

ちょっと前から考えていたことを思い切って聞いてみた。









「あの…もし来年お休み取れたら……試合見に来てもいい…デスカ?」

「いいぜ。アクティブロースターから外されねぇように頑張るわ」

「??それ…何?」

返事は意外にもあっさりOKを貰えて、仕事さえ調整できればまた青峰君に会えると思うとすごく嬉しかったけど、あたしはバスケにはあんまり詳しくないせいか青峰君が言った単語の意味がわからなかった。

「レギュラーみてぇなもん。ロースターは1チーム15人でアクティブはその中の13人までしか登録できねぇんだけど、その13人に入れねぇと試合に出れねぇの」

ロースターなら誰でも出れるのかと思ってたけど違うんだ…
大我はあたしと話す時はいつもレギュラーって言ってたから、アクティブロースターっていう言葉を聞いたのは初めてだけど、細かいところまで聞くと本当に狭き門でシビアな世界だってことを改めて実感した。

「すごく厳しいんだね。ほんと、尊敬する」

「俺も黒須の仕事に対する姿勢はすげー尊敬してる。テレビで仕事してるとこ見てすげーと思った」


青峰君から尊敬してるって言ってもらえるなんて思わなかった。

なんかすっごく嬉しい。


「えへへ。ありがとございます。あれ?ってことは大我は試合出てるから13人にちゃんと入れてるってことだよね?」

「あいつは外されねぇよ。俺より背は低いけどあいつの跳躍は2m越えの相手でも全く遜色ねぇしそれを終盤までちゃんと維持できるスタミナもある。あいつはフィジカルがめちゃくちゃいい。……ってか、見たことねぇ?」

「テレビではたまに見てるんだけど生では見たことないの。それにどの選手もすごいのは分かるんだけどあたしバスケ詳しくなくて……」

「まぁNBAはルールもちょっと独特でややこしいとこあるからな。楽しんでみてもらえりゃそれでいい。考えるより感じろって言うだろ?」


あーもう…
そんな楽しそうに笑うのだめ
かっこよすぎる
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