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最愛 【黒子のバスケ】

第7章 近づく距離


別に見たい映画でもなかったのと朝早くに出てきたせいか眠気が襲ってきて軽く目を閉じたつもりが黒須に寄りかかってたらしく肩を揺らされて小さめの声で起こしてくれた



慎重にはいくけど黒須がどこまで許してくれるのか知りたくて膝まで頭を落として膝枕をさせると動かないでいてくれて拒絶もされなかった。


多分これはOK…だな



人生初膝枕

すげぇいい。

細いけど最高



あんまり乗せてたら重いだろうししばらく堪能してから降ろそうと思ってたのにあまりにも居心地がよかったせいでその後マジで寝ちまってた。


やべ…

って…普通に起きてるし

まぁ5時間も昼寝すりゃ寝れねぇか…(笑)

けどこの体勢は黒須も重くて疲れるだろうし…
でも俺は黒須と離れたくねぇ



どうするか迷ったけど寝ぼけたふりしてできるだけそっと黒須を抱き込んだ

抵抗されたらすぐに離すつもりだった

焦ってる感じはしたけど拒絶も抵抗もされなくてしばらくすると体から力を抜いてくれた



しかも胸をつついたり頬をつついたりしてくるから嘘寝入りがバレたくなくて必死で我慢した


黒須の行動一つ一つが可愛くてどんどん好きになってく


抱きしめられたまましばらく大人しくしてたのに何を思ったのかいきなり喉仏をそっとななぞられてそれはさすがに反応しちまった


黒須は触り方が優しくてゾクゾクするけど全然嫌じゃねぇ。


俺は首より上に触られるのがすげぇ嫌で女に触らせたことはなかった
はっきり言ってキスだって好きじゃねぇから自分からはしなかった

でも黒須に触られんのは全然嫌じゃねぇし何故かキスもしてぇ


朝まで女と過ごしたことがなかった俺が黒須を抱きしめたまま朝まで起きなかった

離したくなかった



「おはよ」

「オハヨ…ゴザイマス」

何故かロボット張のかたことだったけど朝から最高の気分だ

好きな女が腕の中にいることがこんなに充実した気分にさせてくれるなんて今まで知らなかった




起きたけどまだ離したくねぇな
黒須を抱きしめたときのしっくり感がたまんねぇ
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