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最愛 【黒子のバスケ】

第7章 近づく距離


「なぁ。見せてくんねぇの?」

照れたような黒須が可愛くて、ちょっと意地悪したくなって不満気に言うと長いまつ毛をパタパタさせながら少しだけ目を合わせてくれた


すげぇ綺麗な色で、こんな目に見つめられ続けたら俺の方がヤバいと思ってそろそろ逸らそうとしたとこに黒須のあのエロい声

だから!その!“やっ”てのをやめろ!!


目うるうるさせてそんな事いわれたら想像すんなっつー方がムリ


俺は健全な男なんだよ

ホント、分かっててやってんのかよ…



余裕なふりして笑って離したけどマジで無理


クソッ…いつも俺のペースに持っていけねぇ

なんでこんな思い通りになんねぇんだよ



こんなこと今までなかった

こんなに女を可愛いと思うのも、一緒にホテルにいんのに抱くのを我慢すんのも

我慢してでも一緒にいてぇのも黒須が初めてだった。




からかうつもりが逆に追い込まれてからかわれて、こっちがタジタジで振り回されっぱなしなのにすげぇ楽しい。

一緒にいるこの空間がすげぇ心地いい



どうしようも無くなって黒須のほっぺを摘むとすげぇ柔らかくて、反抗的な上目遣いにめちゃくちゃそそられる



あーもー!ほんと…なんだコイツ…

可愛すぎて堪んねぇ


NYで知った黒須のいろんな顔

仕事の時の真剣な顔

リラックスして笑う顔

飯がうまいって笑う顔

近づいたときに照れる顔

からかわれたって怒る不貞腐れたような顔


どれも可愛くて色気があってめちゃくちゃ女らしい




火神に言われてなきゃ歯止めが効かなかったかもしれねーな…



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