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最愛 【黒子のバスケ】

第7章 近づく距離


ビーチに出ると既に太陽が出ていてかなり蒸し暑いし撮影の所には日陰すらない。


だからあたしの日よけは大我。



「お前、人を日除けにすんなよ」

「だって暑すぎなんだもん。飲み物貰ってくる?」

「セキュリティに行かせるからお前はここにいろ。絶対勝手にどっか行くな」

「…はい」

なんでこんなに過保護なの?

いつもそうだけど今日は異常なくらいだし大我自身警戒してるように見えた

マイアミってそんなに危ないの?



大我に言われて1人のセキュリティがドリンクを取りに行ってくれて、もう1人は少し離れた場所でもう一人は隣で大我と話してる。



『こいつを絶対1人にするな。俺よりこいつ優先に目を配ってくれ』

『いや、しかし我々の警護対象は…』

『いいから‼絶対目を離すな。何かあってからじゃ遅せぇ。これは雇い主である俺からの指示だ。厳守しろ。みさき最優先で目を配れ』

『……分かりました。チームに共有します』


本当にどうしちゃったの?
大我は普段人に対してあんな風に強い言葉を使ったりしない。
自分の立場を誇示して人に命令するようなこと、今まで1度としてなかった。

そんなに警戒するなんて大我に何かあったらあたしだって嫌だし、セキュリティだってあたしたちが別行動すれば大変になる。


それにあたしがちょろちょろ動き回ってたら大我だって撮影に集中できないだろうし…
今日は大我と一緒に行動しよ。


『あと30分で撮影に入れるわ。タイガの用意できてる?』

『おはようハンナ。最後の仕上げだけだから15分で用意できるわ』

『おはよ。タイガもおはよ。じゃあ二人とも昨日の通りよろしくね』

さわやかにブロンドを靡かせてクルーに向かっていくハンナは、まだ現場に来ないジェシカに代わって各セクションに指示を出してた。


ハンナがこの現場のトップだったらよかったのになんて思ったけど、それは押し込めて大我を完成させた。

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