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最愛 【黒子のバスケ】

第25章 起憶


約束の5分間、ぎゅっと抱きついたり、鍛えられた胸筋をつついてくすぐったがらせたりして、あたしって結構しつこい…


「ツンツンすんな」

「だって硬いんだもん」

それにツンツンすると青峰君が笑ってるから、その笑ってる優しい顔が大好きで大好きで、何度も見たくなってしまう。


だからやめられなくて


またツンツンしようとこっそり手を伸ばした。







「捕まえた」





あたしのいたずらをしたがる両手ごと強くギュッて抱きしめられて首と肩を甘噛みすると、少しずつズレて首からデコルテにたくさんのキスが落とされた。


小さく鳴る唇の音と肌に感じる青峰君の吐息がすごく色っぽくて…


頭がぼんやりする


「あっ…んっ……」


申し訳程度に盛り上がるデコルテの下を優しく舌でなぞって、腰をゆるゆると撫でられると、何とも言えない感覚で体がピクピクした。


「かわい……」

「ゃぁ……も……だめ……」

体の力が抜けて、口にも力が入らなくて、言葉がおぼつかない

腰を撫でられるといつも同じ感じがする


「怖ぇ?」

「っん…ち…がくてっ……なんか……っ…あっ…ふぁっ…」


息を吐きたいのか吸いたいのか分からなくて、言いたいことは全然喋れないのに怖さは全くない。

触られてるのは腰でキスをされてるのは首とデコルテなのにお腹の中からトロトロになってしまうような不思議な感じがする。



「いい顔…すげぇ可愛い」

「んっ…っふっっ……あっ……あおっ…みねくんっ…」

「んー?」


どうしていいか分からなくて、自分がどんな顔をしてるのかもわからなくて、腕に強く抱き着いて顔もそこに埋めた。


「っっ……溶けちゃうっ……」


人間は溶けない
そんなこと知ってる

でもこの感覚はそれ以外に言葉がなかった。



「可愛いこと言ってくれんじゃん」


キスも手も止めて、優しく抱きしめておでこにキスを落としながら頭を撫でてくれた


「……可愛いを連呼しないで……恥ずかしい……」

「それは無理だ」

ホントに青峰君の可愛いの基準は意味が分からない。
だけど好きな人に可愛いと思って貰えて、それを言葉にしてもらうことは自分が思う以上に嬉しいことでもあった。


だけどやっぱり恥ずかしくて、可愛げのないことを言ってしまう
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