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最愛 【黒子のバスケ】

第24章 勘違い


ちょいちょいあるみさきの突然可愛いこと言うやつ


今年も湯たんぽにしろって…
自分で言ってるくせに照れてんのか顎を乗せてた頭が熱くなるのが伝わってきた。


可愛いな…
ほんと可愛い

「もう湯たんぽは終わりだ」

「…え……一緒に寝るの、もう嫌?」

みさきは俺の言った言葉をよく勘違いする
自己肯定感が低いせいか悪い方に考えがちで、ずっとそうやってきたからそれはすぐには治らねぇ。

自信がなくて悪い方に考えが偏っちまって落ち込んで。

けど、そういう時は俺や周りの奴らがそうじゃねぇって言ってやることで少しづつ自分を卑下しないみさきになって欲しい。

元々自信家ではねぇと思うけど、16歳の時のことが今のみさきに及ぼしてる影響はデカい。

壊れるときは一瞬で取り戻すのには長い時間がかかる。

玲子サンや火神が話せる範囲で俺に教えてくれたことで、みさきのトラウマや弱い部分を少しだけ知ることができた


みさきに俺を選んだことが間違いじゃなかったと思ってもらいてぇから、弱さも脆さも全部俺に引き受けさせてほしい。


「そうじゃねぇよ。もう建前なんていらねぇだろ?いちいち理由なんて探さなくても堂々とお前を抱きしめて寝られる。お前が嫌がればしねぇけど、お前がいいなら俺はお前と寝る」

「…よかったぁ……」

嬉しそうに笑って、安心したような声で後ろの俺にわざと体重を乗せてくるみさきがすげぇ可愛かった。


他の奴らよりゆっくりかもしれねぇけどこれが俺とみさきの普通。

言わなくても分かるだろって思うかもしれねぇけど、超鈍感で初恋のみさきには言わなきゃ分からねぇ。


みさきは何でもかんでも言葉にする訳じゃねぇから、雰囲気や行動で話を聞いてやらなきゃいけねぇときを見逃さねぇようにしなきゃいけねぇ。


「それ以外ねぇだろ」

「…えへへ……」

笑って誤魔化して俺の手をぎゅっと握るのがめちゃくちゃ可愛い


俺の思ってることがちゃんと伝わって、みさきが安心してくれんならそれでいい。


全く帰る気配のねぇあいつらを見ながら、俺とみさきは1年前のことを話して、今自分の腕の中にあの時めちゃくちゃ欲しかった女がいてくれるこの現実が俺を満足感で満たしてた。
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