• テキストサイズ

《イケメン戦国》未来から来たお姫様

第29章 慈愛の時間(R18)




命令して従わせ、手折って…
縛り、囲って、声も涙も枯れる果てるまで鳴かせる…
凌辱し、蹂躙して、淫楽に堕として、
俺を求めるだけの女にしたい…。

まだ、表面に現れていないだけ、
見せていないだけの、俺の加虐心を煽る言葉が、
今までよりも鮮明に浮かんで来て、恐れ戸惑う。

男には誰にでもある欲望。

その欲望が強いかそうでないか、だけだと思う。

俺の内に眠っているその欲望はーー…。

「…お前を壊したくない…だから、今はまだ…いい…」

(今は、まだ…)

欲望を振り切る。

「ありがとな。気持ち良かった。
やらしくて、可愛かった」
髪を梳き、頭を撫でて、親指で唇を拭うように滑らせると、ちゅっっっと口付ける。


酸えた苦味がして
「無理に飲まなくてもいいぞ」
(不味いんだから)

渋い顔で瑠璃に言った。


/ 1530ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp