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【NARUTO】柔らかな月を見上げて

第19章 記憶


「花奏、お前、身体が冷えてるじゃない」

私の腕に触れたカカシは、シャワーを当てた。私の身体がじんわりと温まる。ふわりと浴室に湯気があがった。


カカシは全身を洗い始めた。

「洗ってあげる」と素手で私の身体も、なぜか洗ってくれたカカシ。妙にご機嫌なご様子で。

胸を洗われてるとき、
恥ずかしくて、とにかく困った。


「お湯、入れとこっか」

カカシは蛇口を回して、お湯を溜め始める。勢いよくお湯が出てゆく。



「なあ、入るまで暇でしょ?」

銀髪から水滴が垂れる。濡れたカカシが
私の身体を胸もとに引き寄せた。

そして、
耳元で甘く囁くのだ。


「感じてるお前かわいいよな。もっと見せてよ。感じてる声、もっと聞きたい」


「…っ!…え、なに言って…」

「好きだよ、花奏」

濡れた髪から覗く瞳は、まつ毛が長く綺麗で。整った顔。甘い口もとが近づく。

頬を引き寄せられて、
唇を合わせた。ジャンプーや石鹸の匂いが広がる。

「好きだ……ぜったいオレがお前を守るから。な?」

「うんん、ぁっ…カカシ……」

舌が深く絡まる。キスを浴びて、頭がふわふわする。カカシが目を細めた。


「なあ、……舐めていい?」

私の乳房に舌がざらりと当たる。カカシに手と口で突起を愛撫されて、ビクンと鋭敏に身体が跳ね上がった。


「ぅん…ん、や」

「イヤじゃないだろ?良い…の間違いでしょ?」

カカシの濡れた指が、お腹をつたい太ももに流れる。

焦れったい太い指が、私の割れ目に触れた。長い指が動いた瞬間、ぐちゅんと粘り気のある音が鳴った。


途端にカカシは口を三日月に歪ませる。
悪い顔をしていた。


「すっげー濡れてる。ホラ、音が聞こえるでしょ?」

「ぅん…、んはっ」

カカシの指が私の秘部に優しく動く。卑猥な音が耳に聞こえる。それは、ねっとりと粘り気の含んだ水の音色が響いた。

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