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魔界の夜
第5章 イライラ
シュルル
何かが素早く動く音がしたと思ったら椅子から立ち上がれなくなっていた。
「!?なに!?」
薄暗い中自分の手足を見ると、緑色の半透明のものが巻きついていたのだ。
「なにこれ…」
私が絶句していると奴はまたフッと笑った。
「スライムだよ。あんまりおふざけがすぎるとこういうお仕置きもするからね。」
奴がそう言うとスライムが動き、私の足がM字開脚になり、そのまま固定される。
「いやっ」
足に力を込めるがびくともしない。当然、正面に座る奴には、私の下着が丸見えだろう。
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