第6章 繋がる想い(後)
その後男は相葉くんに取り押さえられ、暫くして騒ぎを聞き付けたスタッフにより、男は連れ出された
潤マネ「今会社に連絡しました。後の事はこちらで処理しますので」
和「ありがとう。翔ちゃん大丈夫?」
翔「うん…でも皆よくここが解ったな」
雅「クロのお陰だよ」
翔「…クロ?」
智「あの黒猫だよ。相葉ちゃんがそう呼んでるんだよ」
ああ…相葉くんらしい…
和「黒猫が相葉さんの服を引っ張るから、何かあるんじゃないかって思って跡をつけたんだ。そしたらここに着いたって事」
それって…俺の危機に皆を呼びに行ったって事…?
雅「クロって凄いよね。まるで人間みたい」
やっぱり…この黒猫は…
翔「お前…まさか…潤…?」
智「は?」
和「し、翔ちゃん…一体何言って…」
『ニャー!ニャー!』
俺の言葉にその黒猫は激しく鳴き出した