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[千銃士]惚れた弱みもなんとやら

第1章 1年目


「まっ、マスター?!どうしたの?!バッサリいったね?!」
翌朝、一番に私に会ったのはこの基地のミスターオシャレことシャルルだった。
食堂には次々に貴銃士たちが集まってきて、皆が私の方をまじまじと見ているのが分かる。
毎朝私のところに挨拶をしに来てくれるニコラとノエルは似合っているよと声かけてくれた。
そうかな、ありがとう。私はそう言いながら短くなった毛先を指先でいじった。

「…本当に、いいんですね?」
何度も確かめる彼女に対し私は深く頷いた。
これが加護の代償だった。
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