第7章 七海建人
目の前がチカチカと火花が飛ぶ
馴染むまで暫く待機する夏油
ねじ込まれたそれを締め付けながら躾られた体から湧き出る快感を耐えるようにギュッとシーツを握りしめる
軽い律動に下唇をキュッと結び声を我慢する私を見て
「頑固だなぁ 抵抗されると嫌でも声を上げさせたくなってしまうよ」
そう言い肌があたるたびにパンパンと音がなるほど激しく攻め立てる
今までは流されて来たがこれ以上流されたらダメだ元にはもう戻れなくなるその意識を頼りに必死に耐え続ける
だんだんと激しくなるそれをグッと堪え夏油の「うっ」という声と共に律動が治る
やっと終わったと体の力が抜け腹の上に飛び散るそれをぼーっと見ているとふと身体の向きを変えられる
「!?」
うつ伏せに急にされ四つん這いに刺せられたかと思うと再びねじ込まれる
「っ...」と一瞬声が漏れ出そうになるのを耐えてまさかまだやるのかと思っていると腕を後ろでに引かれ弓形に腰が反る
「これ(ロールスロイス)は耐えられるかな?」
「??(これってなに?)
そんな疑問も束の間動き出した夏油
先ほどよりも奥に感じる場所を的確に攻め立て続ける