第84章 やってしまった。
生地から作るということで、
材料の量と費用は高額になってしまいました。
玲央「でもほら、結構安値で買えたほうよ。ここ、安いから」
「そうですよね・・・」
玲央「そうよ!ポジティブに考えて?」
なんて事を話しながら、現在カフェで休憩中。
玲央さんお勧めのカフェらしく、軽食も多々あったので、
ここでお昼を済ませることに。
玲央さんはボロネーゼ、私は海老のクリームパスタ。
食通(?)の玲央さんのお勧めなだけあって、とても美味しかった。
「美味しい~~」
玲央「喜んでもらえてよかったわ」
「玲央さんが連れてきてくれる場所、全部美味しいです」
玲央「フフッ そう?ま、ゆっくりしてきましょ。」
しばらくして、食後のコーヒー(私は紅茶。←)を飲んでいると、玲央さんからとんでもない発言が。
玲央「で?誰にするの?」
「・・・え?」
玲央「だーかーら!誰と付き合うのってことよ!高尾?それとも伊月かしら?まさかの氷室?まこちゃんも多分雅の事好きよねー。笠松さんも男前だし」
「え、ちょちょちょ!何言ってるんですか!私別にそんな・・・」
玲央「あーやっぱり先輩のどっちかね?今吉さんか日向。」
「は・・はぁっ!?///」
玲央「あら、図星だったかしら。」
「そ、そんなんじゃないですってば!もぉ・・・。」
玲央「そんな頬膨らませなくたっていいじゃない」
あははと笑いながらコーヒーを口にふくむと、
玲央さんがいたずらっぽく聞いてきた。
玲央「それとも、私、だったかしら?」
「・・・え・・・!?///」
玲央「やぁね。顔真っ赤になっちゃって。まだこんな冗談にでも反応しちゃうなんて可愛い」
「っっだ、大分成長したほうですよ!」
玲央「あらそうなの?フフッ かわいいわ」
「可愛い可愛い連呼しないでください!//」
玲央「フフッ かわ・・・面白い」
「え。」
可愛い=面白い。
ということにちょっとショックを受けてしまった。
・・・不覚!←