第69章 愛しい人へ。
=玲央side=
玲央「美味しいー」
そばをすする。
年越そばがないとやっぱり年越せないわよね。
おっとと、パックパック。
これしないと肌が荒れるのよ。
玲央「後はー・・・」
歯磨きをしてから・・・
玲央「あっ、雅におやすみのメール!」
・・・って、さすがに今日は迷惑よね・・・。
しても返信帰ってこないと私のほうがショックだし・・・。
・・・でも・・・・
玲央「送るだけなら、いいわよ、ね?」
ー・・・
玲央「ふぅ・・・。」
結局メールを送ってしまった。
いけないわね私。依存症になりかけてるかも。
雅のことだから、今度会ったら返信できなくてごめんなさいとか言うのかしら。あぁやだやだ。
謝らせちゃうことしちゃったわ私。
・・・雅は、私のことどう思ってるのかしら。
鬱陶しい?厄介?綺麗?かっこいい?大人?
それともー・・・好き?
・・・って、最後のはないわよね。
ないないないないな...
ヴーッ ヴーッ
玲央「!!」
びっくりした・・・なんだ携帯・・・って、え?
嘘。返信がきた。
年越し蕎麦美味しそうですね!
私の家は卵とじおそばなんですよ~♪
写真貼っときますね。初詣も楽しみですね^^
来年も私の大好きなお姉さんでいてください!
では、おやすみなさい。よいお年を。
・・・・
だ、だだだだだだだ大好き!!??
う、嘘でしょ・・・!?
単純に・・・嬉しいわこれ。
どうしよう。来年も抑えきれるかしら。この気持ち。
そろそろ限界達してるわよね・・・汗
「お姉さん」の言葉も気づかないほど
私はあなたにおぼれているのね。汗