第69章 愛しい人へ。
=高尾side=
高尾「そんでさー、明日は皆で初詣で・・・」
緑間『・・・高尾』
高尾「年末なのに楽しみすぎて寝れねーんだけど」
緑間『・・・おい高尾』
高尾「ってか絶対雅おしゃれして来るよな!どーしよ。超短いスカートとか履いてきたら・・・冬だしないか」
緑間『高尾っ!!』
高尾「うっわ、なに真ちゃんいきなり」
緑間『どうしたのこうしたもないのだよ。もうすぐその年末も終わるのだよ。新年なのだよ』
高尾「えっ」
俺は部屋の時計をみた。もう11時半。
高尾「あ、あはは・・・汗 ごめん真ちゃん。真ちゃんもそろそろ寝ないとだよね。」
緑間『今日は起きているのだよ。でもせめて新年は家族と迎えたいのだよ。お前ののろけ話を聞きながらだなんてごめんんだな』
高尾「うっわ、真ちゃんひでー・・・ま、でも俺もそろそろリビング行って家族とワイワイやってくるわ」
緑間『あぁ。じゃぁまた学校でな』
高尾「ん、ばいばーい」
pi
のろけ話、か。
俺そんなに話してた?雅のこと。
大半はブラックラブのことしか話してないっしょ。
真ちゃん最近ぼっちだからって←
・・・あ、でもそっから雅の話ばっかになってたかもなー・・・。
緩みすぎ?俺。・・・
来年は、どんな年になるんだろ。
雅は俺に振り向いてくれるのかなー。
今のところ全然手ごたえないんだけど・・・汗
あああああ!!なにぐだぐだ考えてんだ!俺!!
自分の顔をぺしぺし叩く。
勢いよく立ち上がり机のいすに座る。
キュッ キュッ キュキュッー...
よしっ。
これでOK!!
もう少しで使わなくなるカレンダーの裏に
マッキーで大きく書き、壁に貼った。
まっすぐ射抜け!!
ってね。
ちょっとくさいかも←
来年の俺はもう絶対離さねぇぜ?覚悟しとけよ!雅!!