第52章 お見舞い
今吉「はーなーみーや。栄養つけんとずっとそのまんまやで」
氷室「せめて一口二口でもいいから口にいれるんだ。」
花宮「うっせー・・・。ゴホッゴホゴホッ!」
伊月「いいから食べろよ」
すると伊月さんはお粥を一口すくい、花宮さんの口元まで持っていった。
伊月「あーん」
花宮「は!?・・・てめぇ馬鹿じゃねぇのか」
伊月「でもこうでもしないと食わないだろ。ほら口開けろよ」
花宮「逆に食わねぇよ」
笠松「めんどくせぇなこいつ」
しみじみと笠松さんは言葉を放った。
玲央「こういうのは女の子にしてもらいたいんじゃないのかしら?」
「・・・え、私、ですか?」