第52章 お見舞い
「お粥できました。花宮さんの調子はどうですか?」
今吉先輩と部屋に戻ってきたら
丁度伊月さんが花宮さんの体温を測り終ったところだった。
伊月「38.6・・・。結構高熱だな」
笠松「こいつ病院とか行ったのか?」
玲央「まこちゃんのことだから寝れば治るとでも思ったんじゃないかしら。」
今吉「とりあえず起きる気力もなかったんやろ」
高尾「えー・・・頭いいんだか悪いんだか・・・。」
「と、とりえず起こしましょう」
少し体を揺さぶり「花宮さーん」と声をかけた。
触った腕も熱かった。これはかなり重症ですね
花宮「ん・・・?」
すると、ゆっくり目を開いた花宮さん。
顔が火照ってる。
花宮「お前・・・ら・・・?んで・・・ここに」
「起き上がれますか?ほら、お粥作りましたよ?」
花宮「食いたくねぇんだよ」