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BLEACH〜透明な華〜

第9章 reunion



どうやら、先生がクラスに連絡してくれたらしく、織姫とたつきが荷物を持ってきてくれた

「大丈夫?蝶ちゃん…」

「一人で帰れる?」

『うん、大丈夫。二人ともありがとう』

「ちゃんと水分取って寝るんだよ」

たつきがスポーツドリンクをくれた

『ありがと、たつき』

私はそのまま浦原商店に帰る



「いらっしゃ……って、蝶サン?どうしたんですか…」

『ちょっと熱中症気味だったから、早退してきた』

「?そうなんスか?…テッサイさん呼びます?」

『ううん、そこまでじゃないから安心して。少しだけ部屋にいるわ』

「わかりました」

私は部屋に入るなりベッドに寝転ぶ

『はぁ…』

今まで霊圧すら感じ無かったのに…

まあでも、ずっと避けてはられないか

なんせ同じクラスだ

「どうした、蝶」

窓から夜一が入ってくる

『夜一…』

「熱中症気味だそうじゃな」

『あ…うん。』

「…まあ、確かに少し顔も赤い。じゃが…学校で何かあったか」

真剣な顔で聞いてくる夜一

『ううん。何でもない』

「…そうか」

夜一が横に座る

「冷房の効いとる部屋はいいもんじゃ」

『そうね。夜一猫だから…』

「猫は地獄じゃ。暑過ぎる。アスファルトに触れれば火傷しそうじゃ」

『はは、確かに。』

「だからこうして涼みに来たんじゃ」

『ゆっくりして行って』

「そうさせてもらうかの」

それから夜一は夜まで私の部屋にいた

夜一が帰ろうとした時だった

『……虚…?』

「どうした?」

『いや、虚の霊圧が…三体…?』

「…確かにおるの」

夜一が喜助に報告をしに行く

『一護と…真子…?』

一護の霊圧の近くに真子の霊圧を感じた

そしてそれとは別に、コンの霊圧

『…コンを助けに行く方が良さそうね』

私は義骸を脱ぎ、コンの元へ向かう

そしてそこには私の予想通り一護の体に入ったコンがいた

『コ…』

声をかけようとした時だった

後ろから大きな虚がコンに襲いかかる

「うおーぎゃーっ!!
ちょちょっ…ちょい待って!!街中でバトんのはヤメようよ!!ねっ!?」

「…何故逃げる黒崎一護…!!さっさと死神の姿に戻れ!!」

どうやら、虚はコンを一護だと思っているらしい

『破道の三十三、蒼火墜』

私の放った破道は虚に命中した

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