第1章 灰色の蒼空
N 「 ・・んあああっ、!? 」
根元を強く握った事で、和也の身体が
ビクンビクンと大きく跳ねる。
俺は和也の膝裏に手を差し入れて
自分の肩に掛けた。
大きく開かされた和也の股間は
下着から漏れる熱で、蒸れている ・・。
S 「 これからどうなるかなんて、言わなくても分かるよな ・・? 」
N 「 ひ、っ ・・ ほんとにスするんですか 」
S「 それ以外に何があるって言うんだよ 」
N 「 ん、あっ ・・ 翔さ、んぅ 」
俺は和也が履いていた下着を取り払って、
反り上がっているソレの
奥にある小さく閉じた蕾へ手を這わせた。
俺がそこに触れると、蕾はきゅっと
また硬く閉じられる。
俺だって何も知識のない大人じゃない。
男同士で何をどう使うのかなんて
常識内だ。
俺は、サイドテーブルの引き出しの
奥にしまったボディクリームを取り出した。
それを掌いっぱいに広げて、
和也の硬く閉じた蕾に塗り付ける。
N 「 あっ、ん ・・ そ、んな所 ・・ っ 」
S 「お前が言ったんだろ? 昨日、俺は何でもいいって ・・ だから俺の好きな様にさせてもらってるだけだ 」
N 「 ふ、っ ・・ んんっ、 ああっ ・・ ! 」
俺はゆっくりと蕾の中に
中指を挿入した。
ボディクリームの滑りと相まって
中は熱く、とろとろとうねっている。
一本の指で、和也の腹を掻き乱していく。
N 「 は、はっ ・・ っんんぅ、 あっ、ん ・・っ 」
ああ、俺の手でこんなにも淫れるのか。
俺はもう、お前を離す気はないからな ・・。