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とある科学の童話物語(おとぎばなし)

第1章 第1章 出会い


一方通行「あァ・・・ったく・・・残業とやらで遅くなっちまった。コンビニ
寄ってくか・・・。」


一方通行は、街頭しかない不気味なほどシンと静まり返った歩道をコンビニへ向かいつつ歩いていた。
曲がり角にはブランコとベンチ2つしかないいつもの寂しげな公園があった。
ふと目をやると、見つけた。


一方通行「あァ?ありゃ、人間かァ?」


一方通行が見つけたのは、寂しげな公園のベンチに横たわる人間らしきものだった。
一方通行は無意識にその方向へと足を進めていた。

一方通行「なっ・・・!」



一方通行が見たのは、自分だった。
いや、正確に言えば自分と全く同じような服を着て、杖が地面に落ちていて、白い髪で、恐ろしく透き通った白い肌で。
見た目からするとおそらく人間だ。
しかし、そいつは全体血まみれで、ベンチからは地面に血が滴り落ちていた。さらに、つっぷしている状態で、女か男かも確認できなかった。


一方通行「チッ・・・。とにかく黄泉川ンとこ連れてくかァ・・・。」






ガチャ



打ち止め「あっ!一方通行お帰りーーー!ってえっ!?誰その子!?ってミサカはミサカは驚きを体で表現してみたり・・・。」

黄泉川「なんの騒ぎじゃんよ。って・・・一方通行・・・その子は・・・。」

一方通行「詳しい説明は後だ。とにかく、こいつをどっか寝かせろ。」




黄泉川「手当は済んだじゃんよ。傷がそれほどじゃなかったから大丈夫じゃんよ。もうすぐで目を覚ますと思う。」


打ち止め「そっか!良かった!ってミサカはミサカはほっと安心してみたり。」


一方通行「ところで芳川はどォした。」

黄泉川「なんか研究がどうのこうのって言って朝からいないじゃんよ。ところで、なんでこの子はお前のコスプレなんかしてんじゃん?」

打ち止め「うんうん!ってミサカはミサカは同意してみたり!」


一方通行「俺が聞きたいねェ。」



ガチャ


打ち止め「あ、帰ってきたみたい!ってミサカはミサカは玄関に向かって猛ダッシュしてみたりー!おかえりーーー!!」

芳川「あら、打ち止め!お出迎え?うれしい事してくれるわね。ただいま。あの子の調子はどう?話は愛穂から聞いたわ。一方通行そっくりなんですってね(笑)」

打ち止め「そうなの!ってミサカはミサカはもう一度状況を確認してみたり!」


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