第8章 トキメキ修学旅行・京都の旅!! 一日目
『オイっ、ちょっと待っーー…っ!!』
ルナはだんだんと走り疲れてフラフラしていたら、何もない廊下で躓いた
(ぎゃー!! 転けるっ…!!)
ルナは倒れると覚悟してギュッと目を伏せた
=フワッ=
が。 衝撃はこず、浮遊感
「ルーちゃん、大丈夫?」
ルナを抱き止めたのはがくぽであった
『がくぽ先輩!!? あっありがとうございますっ//!!』
ルナは照れながら慌ててがくぽから離れた
「大丈夫そうだね、安心したよ」
がくぽはニコッと優しく微笑んだ
『どっどうしてがくぽ先輩がここに…?』
「あぁ…、ルーちゃんを探してたんだよね」
ドキッと胸が高鳴った
『わっ私を…ですか…?』
「理由…、知りたい?」
意地悪っぽい笑みを浮かべるがくぽ…
あれ? がくぽ先輩はこんな人だっけ? とルナは頭の中で考えながら固まった
「明日の自由行動の時、芸術部が一時集まって行動するって事を伝えに来たんだよね」
『…へ?』