第2章 間違ったメールから始まった恋!!!!
ただいま時刻は夜中0時…
ルナ宅
『…やってしまった…』
ベッドにうつ伏せで寝転んで置いてある携帯を見つめる少女・ルナ…
(がくぽ先輩に告白のメールを送ってしまったぁぁああ//!!!!)
枕に顔を埋めて両足を交互にバタつかせる
『へっ返事は明日の体育館裏で…!! …くっ!ミクに報告すべきだろうか…!!?
先走りすぎだって言われて頭を叩かれそうだがな…;』
たった今…
いや、ついさっき大好きながくぽ先輩に告白メールを送った所だったのだ
「わぅ?」
ベッドのすぐ脇で寝ていたドーベルマンの小太郎が起き上がり、悩んでいるルナを見て首を傾げた
『あっごめんね小太郎! 起こしちゃった?』
ルナは小太郎をあやすようによしよしと頭を撫でてやる
「わん!」
『シィー! 夜なんだからあんまり大きな声で吠えないの…』
「くぅーん…」
『いい子いい子♪ そろそろ寝よっか?』
「わふっ」
小太郎は返事をするように鳴くと、部屋にある犬用の寝場所へと移動した
『おやすみなさい、小太郎』