DeadbyDaylightその他ホラゲ 夢小説 短編
第11章 ハリー 【ホラー映画】
最近連絡が取れないと思っていたら殺されていて…
悲しくて涙が出てきたのを必死で隠し、ハリーを睨み付けた
「なんだ?お前解っていなかったのか」
『なんのことよ…』
「お前の彼氏はお前以外に女が大勢居たんだぞ
しかもお前があげた物を売り飛ばし遊びに使っていた」
驚きの新事実に涙が引っ込んだ
『嘘…』
「嘘だと思うなら調べてみろ」
『そ…そんな……だって…彼はそんな酷い人じゃ…』
「お前は体目当てで騙されていた
まあ、お前がアイツに体を預けることは無かったがな」
『…うぐ……って、え?』
なんでハリーはそのことを詳しく知ってるの?
「それにお前の親友とやらはお前をレイプしようとした犯人だ」
『…えっ』
ちょ、ちょっと待って
おかしくない?
いや本当になんで詳しいの!?
私でも知らなかった情報をなんで知ってるの!?
確かに昔レイプされかけて必死に抵抗して何もされずに逃げ切ったけど…
あれが私の親友だった?
暗くて顔は見えなかったし分からなかったけど…嘘でしょ…
『なんでそんなことを知ってるの?まさか…』
「うさみ…別にストーカーではない
俺はお前を見守ってただけだ」
『いやストーカーだからそれ!』
いつからそんな気色悪いことをしてたんだお前
いやでも…助かったと言えば助かったけど…
でも彼氏のことは愛していたから少し寂しい……
結局は男運が無いってことなんだろうな…
あー、今日は最悪の日だ
「お前の為にここまでしたんだ」
『あぁ…うん…ありがとうストーカーさん…』
「だからお前の男になってもいいだろ?」
『おい、ちょっと待て
それはおかしくない?なんでアンタが私の彼氏になるのよ』
「お前のことを愛してるからだ」
『愛が重いんだよなぁ…』
その後もずっと言われ続けたのでしぶしぶ折れてyesと返事をした
変なことをいって自分まで殺されたらたまったもんじゃないからね
『っていうことが昔あったよね』
「凄い昔の話じゃないか」
『ヤンデレかよってつっこみたいほどだった』
「でも付き合って 今、幸せじゃないか」
『そうね…皮肉だわ』
「照れてるのか」
『…違うわよ』