• テキストサイズ

DeadbyDaylightその他ホラゲ 夢小説   短編

第8章 トラッパー(狂愛?)


あれ…?いつの間に私は寝ていたのだろうか…


起き上がると首がズキッと痛んだ
寝違えたか?


周りを確認するが どう見てもここはトラッパーの寝床だ

でも、何かがおかしい



足に違和感が…
ハッとして足を見ると足首に鉄の何かがハマっていて鎖に繋がれている



私は困惑するしかなかった

何が自分の身に起きたのか理解ができなかったのだ



いや、落ち着け自分
ありきたりな話じゃないか





…ありきたりじゃねーよ!!


おかしいだろ!?
何で自分の足にこんなの付けられてるの!?


そうだ、トラッパー


トラッパーと一緒に居たじゃないか!


ん?




まって、確かトラッパーは…







「よぉ、うさみ」



ゾっと背筋が冷えた


…いつから後ろに居たの?



恐ろしくて振り向けない

振り向きたくない





『だれ…?』



本当は声で誰だか分かる

でも、まさか…トラッパーがこんなことをするはずない



グイッと無理矢理 正面に向かされ お相手と顔を見合わせることになる




『ト、ラ…』



仮面を外しているものの服装でわかる
トラッパーだ



そのトラッパーは満面な笑みでコチラを見ていた







『あ、あの…トラッパー…これ外してほしいのですが……』



「外す意味は無いだろ?」



当たり前だろ?と言うように何食わぬ顔で答える




『どうして…?どうしてなのトラッパー…
貴方がこんなことをやるメリットは無いはずだよ?』



「逃げないように子猫を捕らえる鎖を付けただけだ」




『トラッパー…頭オカシイよ』



「そうだよなァ最初は驚くもんな…」



すまん と謝ってくるが私が求めている答えはそれじゃない



『ママの所に帰りたい…
悪ふざけなら早く止めて…家に帰して…』



「何を言っている?お前の家は“ココ”だ」



『しっかりして!私の帰る場所はハントレスが居るところだよ!』



この危ない人から遠ざかりたい
今すぐ家に帰りたい

怖い

今ならレイスにすがりつける気がする




私の答を聞いてトラッパーは眉を潜めると溜め息をついた



「おめでたい奴だ
頭が悪い奴には躾をしなくちゃな…」




その言葉を聞いてブワッと涙が出てきて恐怖で体が震えた
/ 40ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp