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【NARUTO】18禁 上司と部下

第1章 ミスの責任


カカシは、私の言葉に
大きな溜息をついて、私に目線の高さを合わせるように屈んで近くに寄ったきた。

(呆れた?…今の溜息…)

「とりあえず
部屋に入れて?」

顔が近くて、今、思わずキスされるかと思った。

(…カカシ元気ない?)


うん、と言ってドア開けて、ドアを閉めた瞬間、

カカシが私を後ろから

勢いよく
抱きしめてきた。


「え?!ちょ、ちょっと!」

急に抱きしめられてビックリしたが、
彼の顔を見たくて、
ゆっくり振り返って見てみると、カカシの瞳が濡れているのだ。

「俺は、が良いんだ。
好きだって言ったでしょ?
本気だよ、惚れてるんだ。ずっと前から…を。」


本気……?
何言ってるの?
私を好きなの?本当に?


「あんなところで抱いて、
本当にごめん、傷つくよな。

お前がだれかと親しく喋ってる姿見るだけで嫉妬して、頭がおかしくなりそうだったんだ。」


「え??カカシ、
嫉妬してたの?」

「うん、嫌なんだ。
ツーマンセルの事、全然気にしてないから。ただの理由付けなんだ。」

私はびっくりして驚いていたが、それ以上に、彼が怒ってなかった事に少し安堵をついていた。


「嘘ついて…ごめん。
俺なんか、
嫌いになっちゃった?
、教えて。」

カカシは自嘲気味に笑って
私を縋るように見ている。

「の
答えを受け入れるよ。」

そう彼は小さく伝え、
私の腕に触れた。
カカシの手が少し震えていることに驚いている。

カカシの瞳が
少し赤いことに
先ほどから気がついていた。

(いつから…泣いていたの?)




私は
誰でもあの行為を
受け入れたわけではない。

カカシだから受け入れて、
抱かれた。

つまりカカシなら、
と、思ったのだ。

本気で無理なら、嫌なら、
縁を切られても一向に構わない。

カカシだから、縁を切られたくないと思ったのだ。



私は、柔らかくゆっくり、
彼に伝えた。

「カカシ、大丈夫だよ。
嫌いになんて、ならないよ。
私も、カカシが好きよ。」
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