第26章 【番外編】マツノトクエスト 第二十五話
「先程のお二人ですね。わかりました、厨房なら出入りしても不思議には思われませんので私から出向いて機会を見計らい話をさせていただきます。お二人がご無事だという事もお伝えしておきますね、しかし頭領の部屋に行くのであれば気を付けて下さい。彼らは勇者一行を既に討伐予定に組んでおります、バレてしまったら一溜りもありませんから」
「う……そう言われると怖い」
「だぁいじょうぶだぁいじょうぶ! なんとかなるって~、なはは」
「おそ松っていっつもこういう所は度胸あるよね」
「惚れてもいいんだぜぇ?」
「それはない」
「え」
おそ松がカラ松みたいな事を言った所で速攻遮断する。
3人が頷き、扉を開けるとそれぞれ私達は動き出した。
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