第19章 【番外編】マツノトクエスト 第十八章
「カラ松、おそ松に話そう」
「話すとは……呪いの事か?」
呪いの事を私が口にする前に口に出してしまったカラ松。
その言葉を聞いたおそ松の体が数歩下がり汗を垂らす。
「の、呪い~?! な、なんだよ呪いって! お前らなんか悪い呪いにでもかけられてたのぉ?! 怖いんだけど……っ」
いやいや、呪いにかけられてるのはおそ松、お前だ。アンダスタ~ン?
今はもう一人じゃない、って思うと安心して覚悟を決められる。
私はおそ松がもの凄い隅まで逃げて座っているベットに一緒に腰掛けるとその隣のベットにトド松も腰かけて、カラ松は近くの窓越に寄りかかる。
「おそ松、聞いて? 私ね、おそ松に真面目な話があるの」
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