第12章 【番外編】マツノトクエスト 第十一章
「あ、チョロ松」
「さっきはごめんね、いくら敵と言えど一応女の子に酷い事しちゃったし謝るよ」
おお、なんという事でしょう!
チョロ松が私を相手に素直に謝っているではないですか。
劇的ビフォーア〇ター?
それともここは おわかりいただけただろうか? とでも言うべきか。
「いや、敵同士だからこそ仕方なかったと言うか、もう仕返しはしたし大丈夫」
「そうそう! それにコイツも仲間になったんだぜっ、また一人伝説の新品が増えたなぁ、順調順調!! んなはははは、残り2人! さすが俺、カリスマ的運の持ち主ぃ」
【勇者おそ松のパーティに 新品チョロ松 が 仲間に加わった】
徐々にに集まる六つ子達。
嬉しい反面寂しさが大きくなって行く気がする。
さっきの赤いイケメンおそ松が言った呪いってなんだろう。
童話、とは。