第2章 赤司くんを見に行こう
夜9時…
赤司「友佳子…起きろ」
「んー…征十郎ー…?」
赤司「みんな帰ったぞ。俺達も帰ろう?」
あたしはいつの間にか寝てしまっていた。
征十郎に起こされるまで気づかなかった。
赤司「生徒会長様は忙しいから疲れてるんだろう…無理しなくていい」
なんだか、征十郎がやたらと優しく感じた。
ツッコむ気力も無くて、あたしも素直に従っとくことにした。
「朔夜に電話しなきゃ」
赤司「いいよ。家まで送る」
「でも、征十郎の家って逆なんじゃ…」
赤司「友佳子は俺の彼女なんだから、家まで送ってくのは当然だろう」
でもやっぱり征十郎は年下だし…